世界のおもしろ最新技術を紹介

仕事柄、新技術や節電・自然エネルギーなどのニュースが気になります。興味のある方にお伝え出来たらいいなと思います。毎週、技術的な事を中心に「今日は何の日」もお伝えしたいと思います。

家庭用の燃料電池、年間5万台の販売に

先日、九電からガス代削減の案内が来ました。

西部ガスからも電気代削減の案内が届きました。(HKTの宮脇咲良さんのパンフです)

今年から、家庭のエネルギー事情が大きく変わりそうですね。

ガスの小売全面自由化で販売競争が激化し、電力とのセット販売が可能なんですね。

そこで注目されるのが、家庭用の燃料電池「エネファーム」ですね。

f:id:mocching7:20170709221333j:plain

(Panasonic HPより)

「エネファーム」とは、ガスから電力と熱を作る家庭用の燃料電池システムで、今年は、前年の20%増の5万台になる見込みだそうです。

普及した背景には、本体価格の下落が有ります。

発売当初 2009年の価格は、1台あたり300万円と高かったのですが、2015年度にはPEFCが136万円に、SOFCも175万円まで下がりました。

燃料電池の種類

固体高分子形(PEFC)燃料電池 作動温度 常温~90℃

固体酸化物形(SOFC)燃料電池 作動温度 700~1,000℃

溶融炭酸塩形(MCFC)燃料電池 作動温度 600~700℃

リン酸形(PAFC)燃料電池 作動温度 180~200℃


政府は家庭用燃料電池を広く普及させるために、2021年までに PEFC方式で70~80万円程度、SOFC方式で100万円まで低下させるとしています。

購入費用の一部を支援する国からの補助金制度が有るようです。

http://www.fca-enefarm.org/subsidy29/subsidy.html

エコキュートに代わる家庭用エネルギーに早く育ってほしいですね。

今日は何の日

7月 9日(日)1877年 明治10年
第1回ウィンブルドン・テニス開催

7月10日(月)1821年 文政4年
伊能忠敬の「大日本沿海実測地図」完成

7月11日(火)1852年 明治15年
ジョン万次郎、高知に到着

7月12日(水)1925年 昭和1年
NHK本放送開始

7月13日(木)1930年 昭和5年
第一回サッカー・ワールド・カップ大会開催

7月14日(金)1871年 明治 4年 廃藩置県実施
        1970年 昭和45年 政府が日本の呼称を「ニッポン」に統一

7月15日(土)1983年 昭和58年 
任天堂が「ファミリーコンピュータ」を発売

7月16日(日)1885年 明治18年 
宇都宮駅で日本初の駅弁が発売。